過呼吸の対応方法
隣にいる人が過呼吸を起こした!
どう対処しますか?
①口にあてる紙袋を探す?
②周りに助けを呼ぶ?
③その場から立ち去る?
自分なりの対処法を考えた結果、読んでみて下さい。
さてさて
まずは東日本大震災の時の学校での動画[合計5:15]
をご覧下さい。
急いでいる人は
[2:15]あたりと
[4:45]あたりを見てもらえればと。
(ニコニコ動画ですが、ユーザ登録しないと見られないので、pideo動画にリンク貼りました。)
[2:20]と[4:40]のところで女の子が地震によるパニックを起こして
断言できませんが、過呼吸のような状態になってしまっています。
さて、この動画を見てもらってわかるように
これって、今後地震が起きたら、自分の周りで起きるかもしれないと思いません?
もしかしたら電車に載っている時に
隣にいる人が過呼吸を起こすかもしれない。
ここで本題
過呼吸に対する対処法は
口に袋を当てて自分の吐いた空気をもう一度吸わせる方法を
ペーパーバック方式と言うのですが、
これは正解ではなく、逆に危険な事ってご存知でした?
詳しくはこちらのリンク先がとても勉強になるのですが、
過換気症候群にペーパーバッグはいけません/救急科専門医の独り言
過換気症候群にペーパーバック法はいけません(その2)/救急科専門医の独り言
過呼吸への対処法の間違い
・著明な低酸素や死亡の報告が続いている。
というのがビックリしました。
口に袋を当てる場合に、隙間を作らないと酸素不足もしくは低酸素状態になり、死に至る。
との事です。
しかし、矛盾するようですが、過呼吸の原因のストレスを取り除くという意味では
「過呼吸に対する処置はペーパーバック方式だ!」
と思い込んでいる人が過呼吸になった場合にはペーパーバック方式が良いんでしょうね。
但し、口と袋の間に隙間は必ず作る事。
そこだけは注意して下さい。
先ほどのリンク先には
過呼吸は過剰に摂取しすぎた酸素のエネルギーを消費するために
痙攣を起こしてエネルギーを消費させるのであって、正常な動作である。
ほっておいても治る。
との記載があるのですが
自分が過呼吸になった時に
「ペーパーバック方式はいらん!放っておいて!」
と言えるかどうかは微妙です・・・。